昨日の日経平均株価は堅調に始まるも、円買いがやや優勢でユーロ/円は127円割れ。ドル/円は膠着も、米国のオバマ次期政権への期待感からドルが堅調。
午後に入り、日経平均株価が100円超から大幅に下落し円買いに。その後日経平均株価はマイナス圏へ。ドル/円は93円割れ。しかし、日経平均株価が下げ渋りプラス圏へ回復すると再び円売りとなりドル/円はすぐ93円台を回復。ユーロは利下げ観測により午前同様弱く126円割れ。日経平均株価は何とかプラスで引け、6営業日連続続伸。
16時に発表された英国のネーションワイド住宅価格は前月比、前年比ともに悪化でポンド売りに。ロンドン市場はドル買いが優勢。欧州株は堅調なスタート。ユーロ売りも東京市場から継続。ユーロ/ポンドも0.92ペンス割れ。ユーロ/ドルは1.34ドルをギリギリ踏ん張った。ポンド/円は順調に値を伸ばし137円台へ突入。17時55分にドイツ、18時にユーロ圏のPMI指数が発表され予想を上回る結果もユーロ買いにはつながらず。18時30分に発表された英国のPMI指数も前回、予想を上回る結果でポンド/円は138円台に乗せた。
19時30分に発表されたユーロ圏の消費者物価指数速報は1.6%と予想(1.8%)、前回(2.1%)から鈍化。ユーロ/ドルは1.3373ドルまで下落。ユーロの下落でドル/円は94円乗せ。ロンドン市場中盤ではNYダウ先物が値を伸ばし、ドルも94円20銭台へさらに上昇。
NY市場に入ってもドル買い、円売りの流れは続き、NYダウも上昇スタート。0時に発表された米国のISM非製造業景況指数は40.6と予想(36.5)を上回る結果に。しかし、同時刻に発表された中古住宅販売保留が-4.0%と予想(-1.0%)から悪化でややドル売りも一時的でドル/円は高値圏を維持。オバマ次期政権への期待がNY市場でも継続。ユーロは下げ渋るものの利下げ観測が根強く、ポルトガル中銀のコンスタンシオ総裁がインフレ低下なら利下げもと発言し、上値は重い。
NY市場終盤にはユーロ/ポンドの下落からポンド/円買いとなり140円85銭まで上昇。4時に米国の2008年12月16日開催分のFOMC議事録が発表され、インフレは不快なほど低水準に低下も政策金利を非常に低い水準に維持、弱い経済情勢で異例の低金利が当面妥当、経済活動の下振れリスクは重大としドル売りの動き。ドルは終盤に失速したもののドルの堅調さとポンド買いが目立った。
昨日のドル・円は、対欧州通貨でのドル買いや株高に支えられ、1ヶ月ぶりに94円台を回復した。本日も株価動向に連れた動きが予想されるが、日中から注目度の高い指標が複数控えているため、それらの結果にも注意していきたい。その中でも特に注目が集まるのはNY時間に予定されている米12月ADP全国雇用者数である。本指標は週末に発表される米雇用統計の前哨戦とも言われ、弱い結果となった場合には米国の景気後退色を濃くする可能性もあり得る。また、昨夜発表された12月ISM製造業景況指数が前月より回復するも、分岐点となる50を下回ったことで米リセッション(景気後退)の長期化を暗示しているとの声も聞かれている。ドルにとってマイナスの要因は多いが、オバマ次期政権への期待感がドルを支える可能性があり、突発的なニュースなどには引き続き注視しておきたい。
経済指標
1/7 (水)
22:15 ADP雇用統計-12月 -49.3万人 -47.2万人
1/8 (木)
21:00 BOE(英中銀)政策金利 1.50% 2.00%
1/9 (金)
22:30 非農業部門雇用者数変化-12月 -50.0万人 -53.3万人
- 2009-01-07
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